京都の桜です! その2

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この時期は、京都市内はどこに行っても
人、人、人びっくり

そんな中で、
ちょっとだけ穴場なルートをご紹介します。

インクラインから南禅寺
京都の桜です! その2
地下鉄東西線蹴上駅(けあげ)を降りると、
すぐ上に線路があります。

これはインクライン(荷物をのせるための傾斜鉄道)の線路跡。
琵琶湖から京都市内に水を引くために
琵琶湖疏水(そすい)という水路が作られましたが、
この場所で標高差ができてしまい、
舟が上ることができませんでした。
このため、舟ごとこ貨車に乗せて標高差を
上らせてしまうというものでした。
使われなくなった現在では、
600メートルくらいの線路跡が残され、
桜の名所にもなっています。

線路を歩く雰囲気が、
名作映画「スタンドバイミー」のワンシーンに似ていることから
スタンドバイミーの桜花とも言われているようです。
思わず、あの名曲を口ずさんで歩きたくなる道です
(線路&砂利道なので、歩きやすい靴で行きましょう)

京都の桜です! その2
そして、線路の終点から銅像のある公園に入り、
小さな発電所の脇をくぐり抜けて用水路沿いを歩きます。
はっきり言って何もありません(笑)

しかしここは、南禅寺に抜ける裏道だったりします。
南禅寺から歩いてこちら側に出てくるの方が多いので、
この逆ルートがマニアックだったりします。

そして、お寺らしき瓦屋根が見えたところを降りると、
そこが南禅寺

昨年の「そうだ、京都行こう」のCMモデルになったお寺です。
なんと、バチあたりにもお寺の裏側から侵入ですicon19
(もちろん反則ではありませんよ。ちゃんと入れます。)


京都の桜です! その2
降りた先にそびえ立っているのは水路閣
さきほどの水路がこの水路閣の上を流れているのです。

お寺の敷地に、
こんな西洋風な建物があることが不思議なのですが、
琵琶湖疏水を通すために必要不可欠で、
景観に配慮して作った結果がこれだったそうです。
今では京都を代表する建造物になっているようです。

なぜかこのルートをたどるとワクワクする私は、
やっぱりダムというかコンクリート建造物が好きなんですね(爆)

京都の桜です! その2
昨年は、早すぎてほとんど桜が咲いてなかったのですが、
今年はバッチリicon32
思ったより人も多くないので、ゆったり見学できます。

そして、今年は三門登頂にチャレンジしました。
かなり急な階段を上ります。
三門の上はあまり広くありませんが、お堂がありました。
見渡すとなかなかの景色です。
想像以上に高いところでした。

京都の桜です! その2
歌舞伎の有名なシーンに、
石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」というのがあるそうですが
(伝統文化の教養がないんで、私はよくわかりませんがicon20)、
その舞台となる場所がここなのだそうです。


そしてこの先、南禅寺を抜けて少し北へ向かうと、
人気ルート「哲学の道」への入口となります。

人混みは苦手だけど、
きれいな桜花が見たいという方には、
インクラインの線路跡の桜、または南禅寺オススメです。
ただし、ご紹介したルートを歩くのは、
健脚な方にのみオススメしたいと思いますicon34


【ももよろず日記関連記事】
京都の桜です! その1
http://momoyorozu.hamazo.tv/e1737397.html



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