増上寺と東京タワー

カテゴリー │寺社・御朱印

大河ドラマ「どうする家康」も終わってしまいましたが、いまだ余韻に浸っております。

そして私の徳川家康「オタク紀行」は続きます(笑)

久しぶりに東京に行き都内を歩きました。 空港利用を除いてはまさに4年ぶり!

家康関連史跡めぐりはついでだったのですが、やっぱりここですよ。

増上寺と東京タワー

増上寺と東京タワー

浅草ほどではないのですが、ここも外国人観光客には人気のようです。

お寺の建物の背景に東京タワーがドーンですから。


この増上寺は、徳川家康が遺言の中で「葬儀をここで行え」としたお寺です。

家康の遺言は(表現は若干異なりますが)

「遺骸は久能山東照宮に埋葬し、葬儀は増上寺で行い、位牌は岡崎大樹寺に安置し、1周忌を過ぎたら日光山に小さなお堂を建てて移せ」という内容です。


ところで、増上寺の奥には徳川家の廟所があります。

増上寺と東京タワー

増上寺と東京タワー

かつては現.東京プリンスホテルの敷地も含め、ここには歴代将軍たちの豪華絢爛な廟所が並んでいたそうです。

歴代将軍の廟所は増上寺と上野寛永寺にありましたが、いずれもは戦災で焼失しています。


しかし!増上寺を除く家康の遺言で示された寺社はすべて現存しています。

やっぱり家康の先見の明ってすごいと思うのでした。

家康もこの江戸の地に葬られていたら建物ごと焼け落ちていたということですね。

ちなみに唯一、「家康じいちゃんのそばにいたい」と希望して日光(東照宮の隣の大猷院というお寺)に眠っているのが3代将軍家光です。


増上寺の隣(芝公園内)には、芝東照宮もあります。

増上寺と東京タワー

歴史に興味のある方は、東京観光のついでに立ち寄ってみてくださいね。



ということですっかり家康オタクな話題になったついでにもうひとつ。

増上寺の最寄り駅はJRの浜松町駅

増上寺と東京タワー

この「浜松」は元禄時代の1696年に、この地の名主となった権兵衛という人が遠江国(浜松)の出身だったことからこう呼ばれるようになったそうです。

浜松市民はもっと大きな顔をして、「田舎呼ばわりするなら浜松の地名使わせんに」というくらいの意気込みで東京に対抗してもよいと思います(苦笑)

東京ネタ続きま~す



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