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防潮堤の工事現場見学

カテゴリー │地域のできごと

浜松市の遠州灘沿岸で行われている
津波対策のための防潮堤整備事業

町民向けに工事現場の公開(説明)があるというので
何をさておいても行ってきました。
(防災意識ももちろんありますおまわりさん

天竜川河口から浜名湖今切口までの17.5キロのうち
約5キロの整備が今年度行われます。
その場所は、私の住む地域沿岸となります。

誘導されて車を停めた場所にはプラントがびっくり
ここで説明が始まりました。
防潮堤の工事現場見学

防潮堤イコール「コンクリートの壁」というイメージでしたが
実際はこんな感じになるそうです(天竜川の堤防のような・・・)
防潮堤の工事現場見学
植栽を行って景観を保つそうです。

しかしここは砂地。
強度を保つために土砂(天竜の阿蔵山から)とセメント、現地の砂を
混合したものを盛るCSG工法が用いられます。

この工法、防潮堤では例が少ないのですが
ダムには多く用いられている工法なのだそうです。
(ダムときいて、食いつきが大変よい私ラブ

ここにあるのは、配合をテストするためのプラントで、
軌道にのればさらに大きなプラントが作られ工事も加速するそうです。

ゾロゾロと東へ移動します。
防潮堤の工事現場見学
100名以上の方が見学会に参加されていたと思います。

こちらでは、配合されたCSGが盛り立てられて
すでに防潮堤が日々高くなっています。
防潮堤の工事現場見学
興味深い重機たちも間近で見られました(ガキンチョみたいです、私)

現在の高さは9m。
向こうに見える松のてっぺんくらいの高さ(13m)になるそうです。
防潮堤の工事現場見学
青いシートの下では敷設されたばかりのものを保護しています。
なんだか、遺跡発掘現場のようです。

乾くとこんな感じ。
参加者が実際にハンマーでたたく実験も行われました。
防潮堤の工事現場見学
ここが砂地であったことを忘れてしまう硬さでした。

しかし、すっかり変わってしまった景観に驚きました。
防潮堤の工事現場見学

幼稚園の遠足から高校のマラソン大会まで
ここの浜辺と一緒に育ったようなものなのですが。

マラソンですれ違うといっぱいだった幅の歩道は
防潮堤整備にあたって、ダンプが通るので拡幅したそうです。

そして搬入用の道路の北側の松林がバッサリ。
もともと、松食い虫の被害もひどかったようです。
防潮堤の工事現場見学

景観は変わってしまいますが、環境保護などにも配慮した上で
私たちの安全を守ってくれる防潮堤には期待したいと思います。

(植樹した木々は10~20年かかりますが)
今年の夏くらいには、ここの数キロの防潮堤は形を現すそうです。

危険上記は、現在一般立ち入り禁止区域となっています。


折しも明日は東日本大震災(3.11)から3年を迎えます。

地元では、防潮堤と津波ばかりに目が向いてしまっていますが
本来地震といえば大きな揺れが一番の恐怖です。

そちらのほうの備えもしっかりしなければ、と気を引き締める
良い機会になりました。


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この記事へのコメント
今日は311ですね。
こんな工事が始まってたなんて知りませんでした。

静岡も人事じゃないですし防災の意識をもっともたねば。
Posted by シュウスケ at 2014年03月11日 00:55
> シュウスケ さま

私も地元に住んでいながら
まさかここまで進んだとは・・・と驚きました。
しかし過信せずに、防災意識は持ち続けなければいけないですね。

そして、企業からの寄付でこの工事ができたというのも
他地域に比べたら恵まれていることですよね。
Posted by ももよろず店長ももよろず店長 at 2014年03月11日 20:07
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    コメント(2)