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2020年09月27日17:10
読書の秋に安部龍太郎著の「家康」≫
カテゴリー │本
この間まで信じられない暑さだったのに、一気に朝晩は秋らしくなってきました。
ということでいよいよ季節は秋へ。
私は今年は読書の秋を堪能しようと思います。
歴史小説を本格的に読むのははじめてですが、とても読みやすくてグイグイ引き込まれています(*^^*)
「家康」 安部龍太郎 著

たまたまネットの書評を見て購入したのですが、おもしろい!!
過去に静岡新聞で連載していたそうですが、わが家は中日新聞なので・・・知らなかったです。
歴史小説というとなんとなく言葉が難しかったり、とっつきにくいとイメージがあったのですが、文章もわかりやすく読みやすいのです。
戦の流れなといった情景だけでなく、登場人物の心理描写が細かいところも飽きずに読める理由だと思います。
また、家康をとりまく女性たちとのロマンスもなかなか面白く描かれています。
歴史用語や人名(漢字)もずいぶんと読めるようになっちゃいました(^^;)
ネタバレになるのでざっくりとですが・・・
桶狭間に出陣するところからストーリーからはじまります。
戦の前に10数年ぶりに会った母親からは”やさしすぎる”ことが仇(あだ)になると冷たく突き放されてしまいます。
母親(於大の方)って、ドラマではやさしいイメージで描かれるのが多いので意外でした。
私の大好きなエピソードである岡崎大樹寺でのこと(先祖の墓の前で自刃するつもりだったけれど・・・)も丁寧に描かれていました。
そして、第二巻はこの浜松での負け戦”三方ヶ原の戦い”にまつわるお話。
地元民としては地名や距離感がわかるので臨場感があります。
浜松時代の家康は苦戦続きで、天下をとるようなイメージはほとんどありません。
しかし、その家康が江戸幕府を開くまでの武将になったのには、本人の才能と運もありますが、三河や浜松時代から仕えていた家臣たちがほとんど離れずについていったというのも大きいと思います。
みんな本当に男らしくていい人たちなんです(ちょっとだけイヤミな人もいますが・・・)
信長ならとっくに殺してしまうであろう敵の一族も”使い物になるかもしれない”とあえて命を助け、味方にしてしまうのも家康らしいところ。
まさに ”恩返し” ”倍返し” を江戸時代から実践してきた(されてきた)元祖かもしれません(笑)
経営者や人をとりまとめる立場にいる人へのヒントも詰まった小説になっていると思います。
小説は、新聞に掲載された連載を文庫にして発刊したもので、いい具合に区切られています。
これが今年の7月から毎月1巻ずつ6ヶ月連続で発刊されるという展開になっています。

本を読むのが遅いと自認する私ですが”人生最速”で毎月1冊読み進めています。
大河ドラマ「麒麟がくる」との流れが今後重なっていくようなところもあり楽しみです。
テレビでは明智光秀目線で、小説では徳川家康目線で・・・
(というか、「麒麟がくる」では家康の登場場面が少ない気がしますけど)
そろそろ第4巻が出るので、第3巻の読破を急がなくっちゃ






家康<一> 信長との同盟 (幻冬舎時代小説文庫)
(Amazonにリンクします)
ということでいよいよ季節は秋へ。
私は今年は読書の秋を堪能しようと思います。
歴史小説を本格的に読むのははじめてですが、とても読みやすくてグイグイ引き込まれています(*^^*)
「家康」 安部龍太郎 著
たまたまネットの書評を見て購入したのですが、おもしろい!!
過去に静岡新聞で連載していたそうですが、わが家は中日新聞なので・・・知らなかったです。
歴史小説というとなんとなく言葉が難しかったり、とっつきにくいとイメージがあったのですが、文章もわかりやすく読みやすいのです。
戦の流れなといった情景だけでなく、登場人物の心理描写が細かいところも飽きずに読める理由だと思います。
また、家康をとりまく女性たちとのロマンスもなかなか面白く描かれています。
歴史用語や人名(漢字)もずいぶんと読めるようになっちゃいました(^^;)
ネタバレになるのでざっくりとですが・・・
桶狭間に出陣するところからストーリーからはじまります。
戦の前に10数年ぶりに会った母親からは”やさしすぎる”ことが仇(あだ)になると冷たく突き放されてしまいます。
母親(於大の方)って、ドラマではやさしいイメージで描かれるのが多いので意外でした。
私の大好きなエピソードである岡崎大樹寺でのこと(先祖の墓の前で自刃するつもりだったけれど・・・)も丁寧に描かれていました。
そして、第二巻はこの浜松での負け戦”三方ヶ原の戦い”にまつわるお話。
地元民としては地名や距離感がわかるので臨場感があります。
浜松時代の家康は苦戦続きで、天下をとるようなイメージはほとんどありません。
しかし、その家康が江戸幕府を開くまでの武将になったのには、本人の才能と運もありますが、三河や浜松時代から仕えていた家臣たちがほとんど離れずについていったというのも大きいと思います。
みんな本当に男らしくていい人たちなんです(ちょっとだけイヤミな人もいますが・・・)
信長ならとっくに殺してしまうであろう敵の一族も”使い物になるかもしれない”とあえて命を助け、味方にしてしまうのも家康らしいところ。
まさに ”恩返し” ”倍返し” を江戸時代から実践してきた(されてきた)元祖かもしれません(笑)
経営者や人をとりまとめる立場にいる人へのヒントも詰まった小説になっていると思います。
小説は、新聞に掲載された連載を文庫にして発刊したもので、いい具合に区切られています。
これが今年の7月から毎月1巻ずつ6ヶ月連続で発刊されるという展開になっています。
本を読むのが遅いと自認する私ですが”人生最速”で毎月1冊読み進めています。
大河ドラマ「麒麟がくる」との流れが今後重なっていくようなところもあり楽しみです。
テレビでは明智光秀目線で、小説では徳川家康目線で・・・
(というか、「麒麟がくる」では家康の登場場面が少ない気がしますけど)
そろそろ第4巻が出るので、第3巻の読破を急がなくっちゃ

家康<一> 信長との同盟 (幻冬舎時代小説文庫)