ももよろず日記

浜岡の河津桜へ行く途中
気になっていたスポットへ足を延ばしてみました

相良　油田の里公園

牧之原市の茶畑の中にあるなかなか立派な公園です。

このあたりでは、かつて原油が産出されていました。
国内で原油が出ることすら驚きなのに
太平洋岸唯一の産地なのです。

公園内には油田資料館があります。


入館無料で、
映像コーナー（子ども向けですが大人でも勉強になります）や
パネルや模型の展示などで石油掘削の様子が説明されています。

明治5年に発見されて以来
昭和30年頃まで採掘がおこなわれていました。

初期は手掘りだったものから、
日本初の機械掘りが行われたのもこの地。
最盛期には240坑もの油井がありました。


あの有名人たちもここを訪れています。


ここで採れる原油は、海外産のような真っ黒いものではなく
茶褐色のきれいな色。
精製しなくてもそのままガソリン燃料としても使えるのだとか。


小さい資料館でしたがトリビアがいっぱい。

屋外には手掘り小屋の復元もあります。


公園はグランドゴルフやバーベキューができるようになっていて
これからの季節はにぎわいそうです。


現在は梅が見ごろです。


公園から道路を挟んだところには
県の文化財でもある石油坑がありました。



今でもわずかには原油が採れるそうで
5月18日には、採掘された燃料を使ってバイク走行もするのだとか。

国産ガソリンで走るなんて、ちょっと感動するかも～

朝市やフリーマーケット、新茶など物産販売もあるそうですので
気になる方はぜひ。
牧之原市内には、静岡空港もありますよ～


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