兵庫の旅2~神戸の史跡~

カテゴリー │お城・史跡国内旅行

兵庫の旅つづきです。

神戸の歴史というと
幕末の開港くらいしか印象がなかったのですが・・・

大河ドラマ「平清盛」をきっかけに
もっと古くから都近くの海運の要所として
栄えた歴史を知ることになりました。

この中心が大輪田泊(おおわだのとまり)
その後、兵庫津(ひょうごのつ)として港が発展します。

神戸de清盛の歴史館のある場所周辺です。

大輪田泊を改修し、人工の埋め立て地の元祖という
経ヶ島を造り、日宋貿易の拠点としたのが平清盛。

史跡が点在しているのですが、
やはりここは効率よくまわるために
ボランティアガイドによるツアーに参加しました。
兵庫の旅2~神戸の史跡~
歴史館を出発してすぐに
新川運河沿いの歩道を歩きます。

橋には、地元が作ったゆるキャラ・清盛くん
兵庫の旅2~神戸の史跡~
ビミョーなキモかわいさ

運河沿いの歩道には、兵庫城の石碑
残念ながらお城の遺構はほとんど残っていません。
兵庫の旅2~神戸の史跡~

その後、最初の県庁舎がここに建てられました。
ここが古代から近代にかけて海運の中心として
そしてまちの中心として栄えていた証拠ですね。

失礼ながら、兵庫県って(神戸や姫路などの都市名に比べて)
県名の存在感が薄いと思っていたのですが
歴史がわかるとちょっぴり納得。

すぐ近くに清盛塚があります。
兵庫の旅2~神戸の史跡~
十三重の塔はお墓か供養塔か謎でしたが
大正時代の移転で供養塔であることがわかりました。

阪神大震災では倒壊、損傷したそうですが修復されました。

隣にある平清盛の銅像は、
神戸港開港100年記念に作られたもの。
神戸では、港発展の基礎を作った英雄王冠なのです。
兵庫の旅2~神戸の史跡~兵庫の旅2~神戸の史跡~
横からみるとケンタッキーのカーネルおじさんのように
お腹が出ますけど(爆)


次に訪ねた能福寺は、
お寺の住職が平清盛の遺骨を持ち帰り
廟を立てたと伝えられていますが
それよりも兵庫大仏が圧倒的な存在感
兵庫の旅2~神戸の史跡~
台座も含めると18m

戦前までは、奈良・鎌倉に次ぐ三大仏だったそうですが
戦時中に武器の資材を賄うために回収されたそうです。
(なんという罰当たりな・・・どくろ

幸いにも武器の材料にはならなかったので
その一部も再生して1991年に再建されたそうです。

歴史ガイドツアーは、猛暑バージョンのため
少し探訪先がカットされた45分コースでしたが
9月中旬より、再び通常に戻るそうです。
ガイドさんも知識豊富な方でした。

地元のボランティアガイドさんは、
地域愛も強く、とても熱心な方が多いのでオススメ。
このようなイベント中のガイドツアーは利用価値大ですね。

資料も充実していましたので
ゆっくり復習中です。
兵庫の旅2~神戸の史跡~


つづく (いよいよ姫路城へ)


花KOBE de 清盛
http://kobe-de-kiyomori.jp/



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