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2021年11月29日01:48
無料イラストを使う場合の注意~悪質広告をクリックしないで~≫
カテゴリー │【偽メール・詐欺サイト】に注意!
先週より年賀状作成レッスンスタートしました。
教室でのレッスンは、基本的にワードを使ってのレッスンになります。
無料イラストサイトから干支のイラストやテンプレートをダウンロードして作成していきます。
本当に無料でいいの?と申し訳なく思ってしまう素晴らしいイラストがたくさんありますよね。
無料の理由はいろいろありますが、そのひとつにサイト内に表示される広告で収入を得ているというのがあります。
(特に個人が運営するサイトに多い)
訪問者がそのサイトに表示されている広告をクリックすると、いくらかの広告収入が作者に入ることになります。
You Tubeなどで動画の前に出てくるスポンサー広告とほぼ同じしくみです。
さらにGoogleさんは、インターネット利用者の嗜好を分析して広告を表示します。
興味のある分野で役に立つ広告なら良いのですが、時には害になる悪質な広告があります。
特にこの時期に増えるのが、無料素材をダウンロードするつもりで「ダウンロード」というボタンをクリックしたら怪しいアプリがインストールされてしまったというトラブルです。
たとえば、教室でも人気のわんパグという無料イラストサイトがあります。
あるパソコンではこんな広告が表示されているのですが(下部が広告)
AmazonとPayPal いずれもショッピング関連のサイトです。
別のパソコンでは違う広告が表示されます。
いわゆる迷惑アプリをダウンロードさせる誘導広告です。
同様にいくつか無料サイトを開いてみましたが、まともな会社からインチキ広告の混在もあります。
例1)
例2)
例3)
例1と例2は警戒できそうですが、例3については、「エラー」「修復」「修正」ということばに、何か不具合があったのかと「開く」をクリックしたくなりますね。
ここから先、いったいどのように進んでいくのか様子をさぐってみました。(真似しないでください)
Simple Driver Updaterというのをクリックしてみるとこんな画面になります。
マイクロソフトのロゴを表示していますがまったく関係ありません。
閉じようとするとしつこいです(苦笑)
今回はここでやめておきましたが・・・
この先インストールすると、偽スキャンソフトが作動し、PCをスキャンしたふりをして「複数の問題が見つかりました」という結果を表示します。
そこまでは無料ですが、それ以上の修復には有料版にアップグレードが必要と誘導するしくみです。
インストールしただけでは特に被害はありませんが(アンインストールすれば解決します)、さほど高額ではないので信用して支払いをしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんので、支払いが発生するようなら疑いましょう。
また、悪質なものはクレジットカードの情報を入力させることが目的ということもありますのでくれぐもご注意を。
なお、広告に表示される内容については、Googleさんが勝手に判断することなので、一概にそのサイトの作者が悪いとは言い切れません。
私たちができる防衛策といえば、どれが広告か認識すること。
良心的なサイトでは「スポンサーリンク」という表記の下に広告が表示されます。
広告の右上にこのようなマークがあり、マウスを重ねると 「Ads by Google」「AdChoices」などと表示されます。
しかし、このサイトは肝心な年賀状テンプレートはスクロールした下の方にあり、上や右にあるのはほとんどが他サイト(印刷屋さんや会員登録が必要なテンプレートサイト)へのリンクばかりでした。
これもなんだかなぁという感じですが・・・
全然まとまらなくなってきたところで、今回はこのへんで。
次回は、無料イラスト利用で”違反”をしないための注意点をご案内します。
教室でのレッスンは、基本的にワードを使ってのレッスンになります。
無料イラストサイトから干支のイラストやテンプレートをダウンロードして作成していきます。
本当に無料でいいの?と申し訳なく思ってしまう素晴らしいイラストがたくさんありますよね。
無料の理由はいろいろありますが、そのひとつにサイト内に表示される広告で収入を得ているというのがあります。
(特に個人が運営するサイトに多い)
訪問者がそのサイトに表示されている広告をクリックすると、いくらかの広告収入が作者に入ることになります。
You Tubeなどで動画の前に出てくるスポンサー広告とほぼ同じしくみです。
さらにGoogleさんは、インターネット利用者の嗜好を分析して広告を表示します。
興味のある分野で役に立つ広告なら良いのですが、時には害になる悪質な広告があります。
特にこの時期に増えるのが、無料素材をダウンロードするつもりで「ダウンロード」というボタンをクリックしたら怪しいアプリがインストールされてしまったというトラブルです。
たとえば、教室でも人気のわんパグという無料イラストサイトがあります。
あるパソコンではこんな広告が表示されているのですが(下部が広告)
AmazonとPayPal いずれもショッピング関連のサイトです。
別のパソコンでは違う広告が表示されます。
いわゆる迷惑アプリをダウンロードさせる誘導広告です。
同様にいくつか無料サイトを開いてみましたが、まともな会社からインチキ広告の混在もあります。
例1)
例2)
例3)
例1と例2は警戒できそうですが、例3については、「エラー」「修復」「修正」ということばに、何か不具合があったのかと「開く」をクリックしたくなりますね。
ここから先、いったいどのように進んでいくのか様子をさぐってみました。(真似しないでください)
Simple Driver Updaterというのをクリックしてみるとこんな画面になります。
マイクロソフトのロゴを表示していますがまったく関係ありません。
閉じようとするとしつこいです(苦笑)
今回はここでやめておきましたが・・・
この先インストールすると、偽スキャンソフトが作動し、PCをスキャンしたふりをして「複数の問題が見つかりました」という結果を表示します。
そこまでは無料ですが、それ以上の修復には有料版にアップグレードが必要と誘導するしくみです。
インストールしただけでは特に被害はありませんが(アンインストールすれば解決します)、さほど高額ではないので信用して支払いをしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんので、支払いが発生するようなら疑いましょう。
また、悪質なものはクレジットカードの情報を入力させることが目的ということもありますのでくれぐもご注意を。
なお、広告に表示される内容については、Googleさんが勝手に判断することなので、一概にそのサイトの作者が悪いとは言い切れません。
私たちができる防衛策といえば、どれが広告か認識すること。
良心的なサイトでは「スポンサーリンク」という表記の下に広告が表示されます。
広告の右上にこのようなマークがあり、マウスを重ねると 「Ads by Google」「AdChoices」などと表示されます。
しかし、このサイトは肝心な年賀状テンプレートはスクロールした下の方にあり、上や右にあるのはほとんどが他サイト(印刷屋さんや会員登録が必要なテンプレートサイト)へのリンクばかりでした。
これもなんだかなぁという感じですが・・・
全然まとまらなくなってきたところで、今回はこのへんで。
次回は、無料イラスト利用で”違反”をしないための注意点をご案内します。