ももよろず日記

金沢春の旅　つづきです。

春の旅1　～桜ダイジェスト～はこちら
春の旅2　～美術館めぐり～はこちら
春の旅3　～兼六園～はこちら

今日現在（4月16日）金沢城の桜が満開だそうです
（1週間行くのが早かった～　写真は4月10日です）


兼六園のすぐ隣にあるのが金沢城。
かつては加賀百万石藩主・前田利家の居城でした。

兼六園の3倍もある広大な敷地は、
かつては陸軍司令部として
そして戦後は国立の金沢大学の敷地になっていましたが
平成7年の移転に伴い、金沢城址公園として整備がスタート。

15年以上前に訪れた時は門だけの記憶だったのですが
やはりそうだったのか～と納得。

石川門は1788年に再建されてから現在に至ります。
公開日限定なのですが
偶然にも訪れた日に内部を見ることができました（見学無料）


外壁は塗り替えられていますが、内部は年代を感じる風格があります。

こちらは河北（かほく）門　
金沢城の実質的な正門です。2010年に復元されたばかり（見学無料）

内部はピカピカで、木の香りがします。

石川門の奥にはこんな景色が広がります。

天守閣は築城して早い時期に焼失してしまってから
再建されたこともなく、図面がないので今後も建てられないそうです

奥に見えるのが金沢城見学のメインとなる建物です。（有料）
右から菱櫓（ひしやぐら）、五十間長屋、橋爪門続櫓


図面どおりに建てられた階段は、かなり急で登るのが大変

五十間長屋は武器庫や食糧庫として使われていたそうです。


まだ建てられて10年なので歴史的風合いはないのですが
お城の内外至るところに建築構造の資料が展示してあり
建築に興味のある方や、お城好きにはたまらないかも

石垣は側面から見るとこんな風になっているんです。

外では何やら工事中

橋爪門横で埋蔵文化財の調査中です。

この他にも三十間長屋も現存する古い建物で
公開日限定で見ることができるそうです。

まだまだ廻りきれていないし、
次に訪ねる時はまた建物が増えていそうで楽しみなお城です。

金沢城公園ホームページ
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/

つづく

春の旅5　～ひがし茶屋街～はこちら