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2013年10月19日18:34
金原明善生家≫
カテゴリー │社会科見学
先日「HAMA流 第13号」(浜松PRブック)で
家康くんが紹介していた史跡。
金原明善生家(記念館)
子どもの頃、祖父と一緒に行った記憶がありますが
その時とは外観が違っていたので気になっていました。
それもそのはず、旧記念館の向かいに、
2011年に改修を終えたばかりの生家が
展示施設としてオープンしたばかり。
こちらは旧・記念館(駐車場はこちら側)
ところで金原明善(きんぱらめいぜん)とは・・・
この記念館からほど近い天竜川の氾濫から
住民を守るための治水事業に私財と生涯をかけた慈善事業家です。
江戸時代(1832年)に生まれ、激動の幕末を過ごし
明治政府発足直後の大変な時期、事業に関わりました。
天竜川の治水工事に尽力した後、
晩年にかけては、上流の天竜区(旧龍山村、佐久間町)に
大規模な植林事業も行っています。
さらには、学校の創設、出獄者の更生事業など
社会的に大きな功績を残したことははじめて知りました。
代々質屋なども営んでいた地元の名士のお家柄です。
築200年以上の立派なお屋敷は、この建物だけでも見る価値十分。
このスペースでは映像を視聴できます。
いい雰囲気なのでカフェにしてほしいくらい
館内には測量に使った器具や帳簿類が展示されています。
これだけの事業を成し遂げるための人脈は広く、
幕末から明治にかけて、歴史ドラマに登場するあの人物たちとも
行き来があることが展示からうかがえます。
堤防工事が実現できたのには、
あの薩摩の大物の力添えがあったという事実も知りました。
達筆な明善の書は見ごたえがあります。
さらに、交流のあった人々からの書なども多数所蔵しています。
明善の残した山々の木をふんだんに使った家具も必見
2階もあり、こちらは当時来客の宿泊にも使われたとか。
現在は、地元の小学生たちへの説明に使われているようです。
これだけの事業を成し得ながらも
市内でもあまり知られていないように思います。
浜松市内では、世界的企業となった
戦後のものづくりの偉人にスポットが当たってしまいがち。
もっと多くの人々に知っていただきたい郷土の偉人です。
入館料は無料にもかかわらず
館内ではとても丁寧に説明していただきました。
旧東海道沿いの松並木の残る場所にあります。
住所/浜松市東区安間町35
休館日/月曜、祝日、年末年始
開館時間/9:00~16:00
金原治水財団公式サイト
http://wm-meizen.jp/
近年、浜松市内・周辺には、
この地から起業した偉人たちの足跡を残す施設が
ずいぶん増えていますね。
【ももよろず日記関連記事】
家康くんが紹介していた史跡。
金原明善生家(記念館)
子どもの頃、祖父と一緒に行った記憶がありますが
その時とは外観が違っていたので気になっていました。
それもそのはず、旧記念館の向かいに、
2011年に改修を終えたばかりの生家が
展示施設としてオープンしたばかり。
こちらは旧・記念館(駐車場はこちら側)
ところで金原明善(きんぱらめいぜん)とは・・・
この記念館からほど近い天竜川の氾濫から
住民を守るための治水事業に私財と生涯をかけた慈善事業家です。
江戸時代(1832年)に生まれ、激動の幕末を過ごし
明治政府発足直後の大変な時期、事業に関わりました。
天竜川の治水工事に尽力した後、
晩年にかけては、上流の天竜区(旧龍山村、佐久間町)に
大規模な植林事業も行っています。
さらには、学校の創設、出獄者の更生事業など
社会的に大きな功績を残したことははじめて知りました。
代々質屋なども営んでいた地元の名士のお家柄です。
築200年以上の立派なお屋敷は、この建物だけでも見る価値十分。
このスペースでは映像を視聴できます。
いい雰囲気なのでカフェにしてほしいくらい
館内には測量に使った器具や帳簿類が展示されています。
これだけの事業を成し遂げるための人脈は広く、
幕末から明治にかけて、歴史ドラマに登場するあの人物たちとも
行き来があることが展示からうかがえます。
堤防工事が実現できたのには、
あの薩摩の大物の力添えがあったという事実も知りました。
達筆な明善の書は見ごたえがあります。
さらに、交流のあった人々からの書なども多数所蔵しています。
明善の残した山々の木をふんだんに使った家具も必見
2階もあり、こちらは当時来客の宿泊にも使われたとか。
現在は、地元の小学生たちへの説明に使われているようです。
これだけの事業を成し得ながらも
市内でもあまり知られていないように思います。
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旧東海道沿いの松並木の残る場所にあります。
住所/浜松市東区安間町35
休館日/月曜、祝日、年末年始
開館時間/9:00~16:00
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