久能山東照宮

ももよろず店長

2012年08月17日 23:44

運動不足解消のために行ってきました。

何もこの暑い中・・・という気はしますが
思い立ったら急に行きたくなりました

久能山東照宮

静岡市の海岸沿いに立つ山の上。
登るルートは日本平山頂からのロープウェイと
国道150号線沿いの駐車場(民間・有料)からの階段。

もちろん階段でGO!

階段といっても段差が小さい石段で
きれいに整備されているので登りやすいです。

それでも、休み休み登る私の横を
野球の合宿と思しき少年たちが
走り抜けていくのにはびっくりでした~

これも訓練のひとつでしょうか?

この久能山は、
かつて武田信玄が久能城を建てた場所。
その後、武田氏が滅びた後は徳川所有となりました。
徳川家康公が「駿府城の本丸」と例えたのもわかります。

そんなことを考えながら山頂付近へ到着。
眼下にはこの景色。


東照宮と博物館の共通券を購入して入場。

夏休みで全国各地から観光客が来ています


この鮮やかな色彩の建物は
権現造りと呼ばれる社殿様式のひとつ。

ここ久能山東照宮は、
全国の権現造りの発祥となっています。

いよいよこの上に本殿が

いたるところに葵の御紋




規模は日光東照宮にかないませんが
3年ほど前に平成の大修理が終わったばかりで
鮮やかに彩られた緻密な彫刻も間近で見られます。


織田信長や豊臣秀吉と比較すると
生前は比較的地味なイメージのする家康公ですが
亡くなってからは「大権現」として神格化され
祀られる場所もこんなに派手になってしまったのですね

本殿をさらに奥に進み、階段をのぼったところに
家康公の廟(お墓)があります。

扉は生まれ故郷の岡崎(西方向)を向いています。

ここに家康公が眠っているのですね・・・

と思いがちですが
遺言によりこの地に埋葬されましたが
その1年後(これも遺言により)日光東照宮に改葬されています。

しかしながらすべてが日光に移されたのか
いまだ謎に包まれている部分もあるのだと
以前とある史跡のガイドさんからお聞きしました。

社殿の入場口まで戻り一休みしたあとは
博物館へ。

家康公の使用した刀や時計、直筆の書などの
お宝が展示されていますが、ちょっと小さい感じ。
(お宝ならやはり徳川美術館が最大級?)

家康公が亡くなりこの東照宮に祀られたのが1616年。
間もなく400年になろうとしています。

国宝にもなったことですし
それなりに節目のイベントが行われるのではと
ちょっぴり期待しているのですが・・・

久能山東照宮
http://www.toshogu.or.jp/


当分、家康関連の史跡めぐりに
はまっていきそうな私
もちろん『家康くん』同行です(^^)v



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