駿府城公園

カテゴリー │お城・史跡

1月中旬に訪ねた駿府城公園

お堀に囲まれるように
静岡県庁と駿府城公園があります。
県庁には何度か足を運んでいますが
史跡として訪ねたのは今回がはじめてです。

全国各地には行くのに
案外地元ってこんなもの!?

よく見れば城址の風情を残す立派なお堀。
駿府城公園
水をかきだして何やら工事中でした。
駿府城公園

寄り道ですが県庁本館の前には
新東名開通の案内看板。
駿府城公園
4月14日に開通が決まり、現在は「カウントダウン表示板」に
衣替えされているようです。


さて、本題に戻りまして汗
駿府城はかつては今川氏の居城。
幼少の徳川家康が人質として生活し、
徳川幕府を開いたのちは大御所として政治を動かし
この地で生涯を閉じることになります。

広い公園内にはほとんど何も残っていないのですが
南東の一角に
東御門巽櫓(たつみやぐら)が復元されています。

東御門は重臣たちの出入口として利用されていました。
駿府城公園
巽櫓はいわゆる見張りの建物。
駿府城公園
十二支でいう「辰巳」の方向にあることからこう呼ばれました。

建物内部への入場料は大人200円
あまり展示物は多くなく(浜松城も同様ですが・・・)
城下町を説明するパネルなどが主流。
駿府城公園

天守閣も存在していたそうですが
二度の大火で焼失してからは再建されなかったそうです。
駿府城公園

お話好きなボランティアガイドさんに案内されて
じっくり説明をしていただきました。

見どころは建物本体。
図面に忠実に、県内を中心にに選りすぐりの
木材を使い伝統的な工法で復元されています。
駿府城公園
天井などの組み方を見るとよくわかります。
釘は使われていません。

まだ復元して20年ほどの新しい建物です。

大御所・家康の居城は、当時は
「天下普請(てんかぶしん)」として
大がかりな工事が行われたのだそうです。

花駿府城二ノ丸 東御門・巽櫓
http://www.sunpu-park.jp/gomon/

徳川家康を祀る久能山東照宮が
国宝に指定され注目されていますが
戦国の世を生き抜いて天下統一を果たした家康が
再び安住の地として選んだ駿府城址も訪ねる価値があります。

花久能山東照宮
http://www.toshogu.or.jp/

【ももよろず日記関連記事】
鉛筆静岡駅にて
http://momoyorozu.hamazo.tv/e3415478.html
鉛筆浜松城へ
http://momoyorozu.hamazo.tv/e2836402.html
鉛筆犀ヶ崖資料館
http://momoyorozu.hamazo.tv/e3194972.html
鉛筆徳川家康と忍冬酒
http://momoyorozu.hamazo.tv/e3279890.html




同じカテゴリー(お城・史跡)の記事
岡崎城の紅葉2023
岡崎城の紅葉2023(2023-12-02 21:05)

浜松城公園の紅葉2023
浜松城公園の紅葉2023(2023-12-01 19:27)


 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
駿府城公園
    コメント(0)