2024年1月フィッシングメール総括
迷惑メール(フィッシングメール)のご紹介です。
”新作”はなく、既におなじみの有名企業をかたった内容のものが日替わりで届くような状態でしたので総括で振り返ります。
ざっくりとスクショなどでご紹介します。
送信元の名称やタイトルは下記のとおりです。
・ETC利用照会サービス事務局「ETCサービスからの重要なお知らせ」
・NTTドコモ 【緊急】dカードが利用停止のお知らせ
・EPOSカード エポスカード【重要:必ずお読みください】
・メルカリ 「お客様のアカウント認証に関するお知らせ」
・マスターカード 【Mastercard】重要なお知らせ
・りそな銀行 【重要情報】りそな银行一時的利用制限のお知らせ
昨年秋から頻出しているETC利用照会サービスフィッシングが終息に向かっています。
その一方で、
カード関連の利用停止や明細をかたってログインさせようとするものが復活しています。
見覚えのあるカード会社の名称でメールが届いたら確認したくなりますよね。
しかし!ここで落ち着いてください。メールのリンクからは絶対開かないでください。
偽のサイトにログインさせ、ログインIDやパスワードを盗みとったうえで、カードが悪用されてしまいます。
ご利用のカードに関して、不正利用をチェックするために事前にスマホに明細を確認できるアプリを登録しておくことをおすすめします。
そして、クレジットカードを所有しているなら(利用していなくても)普段から利用明細を1週間に1回(使用頻度が少なければ月に1回でも)確認する習慣をつけておきましょう。
なお、各メールサービス(プロバイダー)では迷惑メール対策も進んでいるにもかかわらず、犯罪集団はそれをすり抜ける手口で仕掛けてきます。
迷惑メール対策に関しては、GoogleのメールサービスGmailが最強といわれていますが、フィルターが強すぎて本来届くはずのメールもはじかれてしまうという痛し痒しな事象も発生しています。
本来届くはずのメールが届かない場合、迷惑メールが自動的に振り分けられるフォルダがあればそちらを確認してみましょう。
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