動物や植物に似ている花たち
ご自宅でいろいろな植物を栽培されているW様から季節のお花をいただきました。
その中に、初めて目にした面白い花がありました。
何かに似ていませんか?
その似ているものがそのまま花の名前にもなっているのですが・・・
ズバリ!
コエビソウ(小海老草)
その花はまるでエビの殻みたい。
メキシコ原産の熱帯植物で、5~10月の長い期間に渡って咲きます。
花といってもこの赤いのは苞(ほう)というもので、花はその先にひっそりと咲いた白い部分です。
ちなみにこの花、別名を
ベロペロネ というのだそうです。
舌ベロみたいだからなのかな?と思っていたら、これはギリシャ神話に由来することばなので日本語とは無関係。
さらによ~く見たら、
ベロベロネじゃなくて、
ベロペロネ
悲しいかな、(老眼で)濁点と半濁点の区別がつきませんでした~(泣)
ところで、このような動植物に似た花が身近にもけっこうあったりします。
サギソウ(鷺草)
サギが羽を広げたような優雅な花。
国内の低湿地で見られる花。7~9月に見ごろを迎えます。
ウサギゴケ
耳がぴょんと立ったかわいいうさぎに見えますが、実は食虫植物です。
南アフリカ原産で、1センチほどの小さな花をつけます。
ブラシノキ
コップを洗うブラシそっくりの赤い花で、カリステモン、キンポウジュとも呼ばれます。
オーストラリア原産で、5月頃に花を咲かせます。
フォックスフェイス
キツネの顔にそっくりな実をつけます。
アメリカ原産のナス属の植物で、秋頃に実をつけます。
植物も周囲の環境から身を守ったりするためにこのような形になっているのだと思うと、不思議がいっぱいです。
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