「0800」ではじまる電話番号に注意!

ももよろず店長

2021年07月10日 21:35

最近、困った電話があります。

「0800」ではじまる電話番号からかかってくる営業電話です。




はっきりいってレッスン中には(そうでなくても)大迷惑!

ナンバーディスプレイを導入しているので、基本的に「0120」や心当たりのない市外局番(「03」「06」「052」あたりが多いですが、たまにどこの都市?というのもあります)からの着信は出ないようにしています。

受けられなかった電話は後でネットで番号をググることもありますが、だいたい胡散臭い業者の名前が出てきます。

そもそも本当に連絡が必要な相手方なら留守電にメッセージを残してくれますので。



ところがこの「0800」がパッと見「080」に見えてしまうので生徒さんからのご連絡かと思い受話器をとってしまうのです。

すると「こちら○○と申しますが、代表の方いらっしゃいますか?」だの(名前も名乗らず)「こちら光回線のご提案を・・・」だの明らかに営業的なことを言いはじめます。

「接客中ですので失礼します」あるいは「うちも光回線取次ぎしていますのでお断りします」と言って切ります。

ちょっと前まで、最近の営業電話は、わざわざ携帯電話を契約してかけているのかと思っていたのですが、よく見たら0800だったのです。



この紛らわしい0800とは・・・

フリーダイヤル0120の番号不足により新たに設けられたフリーダイヤルの番号だそうです。

もちろんこちらから問い合わせなどをする場合には、通話料金は相手負担になるのでありがたい電話番号ですが、わざわざ携帯番号と間違えそうな番号にしているところに通信会社の悪質性を感じるのは気のせいでしょうか?

最近はフリーダイヤルからの受信を拒否する家庭用電話機もあるそうですが、私が使っているのは業務用の電話機なので残念ながらそのような機能はありません。

しっかりと着信番号を見なくっちゃ、と気を引き締める次第です。



ちなみにもうひとつトラブルの多い0570についての注意点も。

こちらはナビダイヤルといって、発信者(かけた側)が負担になります。
企業の問い合わせ窓口などに使われています。

携帯電話からだと20秒で10円(通話先により異なります)といったようにずいぶん割高な料金になることもあります。

かけた直後に案内メッセージは流れるものの、その先も「●●の方は●番・・・」といったように自動音声ばかりが続き、オペレーターにつながるまでに数分ということさえあります。

その上、このナビダイヤルはスマホを「かけ放題プラン」にしていても無料通話の対象外になっています。

このため、「なぜこんなに料金が高額になっているんだ?」と請求時にビックリということもあるそうですのでご注意ください。


しかし、なぜ最近この0570が増えているんだろうと気になって背景を調べてみると、こんな理由があるそうです。

・フリーダイヤルで負担する通話費用削減

・(有料だと単純なことで電話する人が減り)オペレーターの人員削減ができる

・いつまでもグダクダと文句を言い続けるクレーマー対策
 (中には話し相手が欲しくて悪気もなく毎日のようにかける人もいるらしいですが・・・)


う~ん、かける側にとっては便利なフリーダイヤルも、受ける側にとってはろくなものじゃないということがわかりましたよ。ハイ。

くれぐれも0120と0800からの電話番号にはご注意くださいね。


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