立体書画「左馬」

ももよろず店長

2014年08月28日 01:27

教室最高齢の生徒さんの工芸作品。

先日は、びっくりな巨大ひょうたんを担いでお越しになり
すっかりそちらに話題をさらわれていたのですが
一番得意とされる工芸・立体書画の作品もご持参くださいました。



これ、なんていう漢字でしょう?

「ん? なんだか逆につくっちゃった?」と素人は思うのですが
これ、縁起物の左馬(ひだりうま)をモチーフにしたものです。

「馬」の字が左右対称になっているのです。

由来は、
「うま」を反対から読むと「まう=舞う」となります。
昔からめでたい席で踊られる「舞い」は福を呼び起こすといわれます。

熱したニクロム線を使って、糸ノコのように切るのですが
91歳を過ぎても手先の器用さは、私なんかより格段に上なのです



以前は、長野県佐久市の「ぴんころ地蔵」をイメージして
「長寿の願掛けに」と木を細工しておられました。

元気で長寿な方から縁起物情報をいただいて
私もとても勉強になります。


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