まるたや「あげ潮」

ももよろず店長

2013年06月02日 23:31

浜松の隠れた銘菓
あげ潮の小袋タイプ

この時期、これなら湿気ずに一気に食べられそう。

全国的知名度は、うなぎパイには負けますが
地元ではけっこう知られたお菓子でした。

おみやげというよりは
なんだか気づくと家にあるような身近なお菓子です。

少し前に、テレビ「シルシルミシル」の中で
「隠れたおみやげ」として紹介されブレイクしたようです。

サクサクとしたクッキーに
ドライフルーツが練り込まれ
さらに表面にはコンフレークがまぶしてあります。

意外にもこのクッキーはバターが使われていません。
そして、見た目は失礼ながら地味~なお菓子です。

家庭で作れるような気さえする素朴感なのですが
あの独特で、クセになるサクサク感は、
そう簡単には再現できない「企業秘密」な作り方が
隠されているんでしょうね。

私個人的には
オレンジピールとレーズンを噛んだ瞬間
「あっ、入ってた~」とその食感にうれしくなります。

ところで、この袋を見てはじめて気が付きましたが
1949年(昭和24)の発売(創業とほぼ同時期)なんだそうです。

戦後、アメリカの進駐軍が売っていたコーンフレークに
目をつけたのがきっかけだったそうですよ。

まるたや洋菓子店
http://www.marutaya.net/index.html
 『まるたや』について→"まるたや物語"に
 「あげ潮」の歴史が紹介されています

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