2024年の新札発行にあわせて、現在の紙幣の印刷が終了したとのニュースを聞きました。
お目にかかるまでにはまだ1年ちょっとありますが、新札の印刷もはじまっているそうです。
1万円札は昨年の大河ドラマの主役にもなった渋沢栄一です。
ドラマを見るまでは「その功績がよくわからない人」でしたが、吉沢亮さんのおかげですっかり詳しくなりましたm(__)m
その1万円札の裏面には東京駅が描かれるそうです。
みなさんご存じのこれです。
(2013.6撮影)
このドームの中、天井は八角形になっていて豪華な彫刻が施されています。
そのそれぞれの角には干支の装飾があります。
写真ではわかりにくいのですが、薄緑色の丸い部分が干支のレリーフです。
でも八角形なので干支は8個。干支って12ですよね。あと4つはどこに行った?
ということで長年の謎だったらしいのですが、2013年に残りの4つがとある場所で発見されました。
佐賀県武雄市の武雄温泉にある楼門です。
東京駅の設計を行った辰野金吾氏のふるさとである佐賀県。この建物も辰野金吾氏によるものです。
出身の唐津市では新1万円札ですでに盛り上がっています。
なんと、この楼門の2階にその4つがいるそうで、辰野金吾氏の「遊び心」ではないかといわれています。
建物マニアの私、この話を知ってからいつか見に行こうと思っていました。
やっとその機会に恵まれて、時間限定で内部の見学ができると聞いていましたので行く気満々!
が、しかし
到着したのは月曜日の夕方、そして翌日の朝は・・・火曜日。
残念!!
その奥にはこれもまた歴史ある温泉の建物が復元されていたのですが、
別の温泉に宿泊したのでここは見学しませんでした。
武雄温泉は西九州新幹線の駅ができたばかりで、東京駅へのオマージュ(敬意)的な装飾もありましたよ。
行く機会があればこの面白い建物に注目してみてください。