新燃岳と高千穂河原

ももよろず店長

2011年01月29日 09:37

数日前から大規模な噴火を続ける霧島連山の新燃岳(しんもえだけ)

テレビの映像を見ているだけでも恐ろしくなる
噴煙と降り落ちる灰や溶岩。

現地の方々の心情は計り知れないものがありますが
自然の脅威に平伏すしかない人間の無力さを感じます。

そんな中で旅の話とは不謹慎かもしれませんが
2007年11月に訪れた高千穂河原(たかちほがわら)について



この場所を知ったのは霧島の観光案内所。
レンタカーで鹿児島に行く道中の見どころを聞くと
ここをお薦めされました。
高千穂峡(こちらは宮崎県北部)は知っていましたが
初めて聞く名前に??

河原といっても近くに川はありません。

日本神話の天孫降臨の地ともいわれ
かつては、霧島神宮があった場所です。


その後、度重なる火山噴火により霧島神宮は現在の地へ移設


霧島連山の登山口でもあり、
坂本龍馬とお龍も訪れたといわれる高千穂峰(たかちほのみね)や
今回噴火した新燃岳などへ通じています。


鳥居の奥にそびえるのは高千穂峰

鳥居が建つ古宮址(ふるみやあと)では
毎年11月10日天孫降臨御神火祭が開催されます。

穏やかな時に見た霧島連山は
何か神秘的なものを感じさえしました。
俗にいう、これが私にとっては人生初パワースポットと思える場所。

そんな神々しい場所に
1日も早く平穏が戻るよう願いたいと思います。

 高千穂河原ビジターセンター
 http://www4.synapse.ne.jp/visitor/
  (2011.1.29現在、休館となっています)


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