長崎の旅1 グラバー園周辺

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長崎の旅レポートです。

 鉛筆長崎の旅 序章はこちら

長崎は古くから外国に港を開いた都市。
西洋から東洋まで様々な文化が入り混じり
見どころもたくさんある町です。

今回の旅では効率よく名所を巡るために
地元のガイドさんとまわる長崎さるくを活用しました。

さるくとは、ぶらぶら歩くという意味で
様々なコースが用意されています。

「遊さるく」は、専用の地図を手に自分でまわるコース
「通さるく」は、ガイドさんとまわるコースです(ガイド料500円)

今年は特に坂本龍馬関連のコースが組まれて人気だそうです。
そんなわけで、私もミーハー根性丸出しチュッ

ある晴れた日に、龍馬が夢見た長崎居留地
というコースに参加しました。

グラバー園の入場料が個人で600円なので
ガイド付きでこの料金はとってもオトクまるっ

集合場所は、海に面した香港上海銀行長崎支店記念館
長崎の旅1 グラバー園周辺
長崎の旅1 グラバー園周辺
この建物も見事なものです。
老朽化して取り壊し寸前だったところ、市民の声で復活させたそうです。
内部には、銀行で使われた小物や港に関する資料なども
たくさん展示されています。

おみやげ店が立ち並ぶ坂をガイドさんに続いて上ります。
今回の参加者は4名だったのでほとんど貸切ツアーのようでした。
長崎の旅1 グラバー園周辺

大浦天主堂です。
長崎の旅1 グラバー園周辺

龍馬伝では、
お元(もと)役の蒼井優さんが、(隠れキリシタンであることが見つかり)
ここに逃げ込むというシーンがありました。

大浦天主堂から歩いてすぐに、グラバー園へ入場ゲートがあります。
園内は起伏が激しいので、動く歩道が整備されています。
長崎の旅1 グラバー園周辺
これを使わずに1周したらいい運動になりますが汗

一気に一番奥にある
旧三菱第2ドックハウスへ。
長崎の旅1 グラバー園周辺
ドックハウスは犬小屋ではなくて(笑)
造船工場にやってくる外人さんたちが停泊中に滞在する建物。
長崎の旅1 グラバー園周辺
港が一望できる絶景ポイントです。

長崎の旅1 グラバー園周辺
かつては、日本人と外国人の住む境界がはっきり分けられていました。
「居留地」というのが外国人の住む地域でした。

長崎の旅1 グラバー園周辺
園内では紅葉も見られました。

園内には、このほかウォーカー邸、リンガー邸、オルト邸など
幕末から明治時代にかけて西洋化に貢献した外国人の邸宅が
残されています。
長崎の旅1 グラバー園周辺

国内初の西洋料理店「自由亭」も
移築されていて、中はカフェになっています。
長崎の旅1 グラバー園周辺

この地で商売をはじめた岩崎弥太郎とは関わりの深い人が
多いようです。

そして有名なグラバー邸へ。
この場所も龍馬伝に登場しました。
ロケは観光客のいる時間にも行われたそうで
撮影中はここで少し止められたそうです。
ここからロケが見られた方、とてもラッキーですね。
長崎の旅1 グラバー園周辺

長崎の旅1 グラバー園周辺
そして、このグラバー邸の前で福山雅治さんが紅白の中継で
登場していたのも思い出しました。

そして、ビール好きならこれを知らずにはビールには語れない
こちらの石像。
中国の伝説上の動物「麒麟(キリン)」です。
この麒麟をベースにグラバーの髭をつけたラベルが作られました。
これが現在のキリンビールの前身になったそうです。
長崎の旅1 グラバー園周辺

グラバー園を出ると、
ロシア領事館跡や龍馬の活動を援助したといわれる
小曽根乾堂(こぞねけんどう)の邸宅跡(現在は駐車場)があります。

さらにコース外でしたが
長崎市内のほとんどのステンドグラスの制作や修復を行う
ガラス工房にもおじゃましました。

2時間ではとても慌しいコースでしたが
ガイドさんの説明で、幕末から明治にかけての時代背景と
ロケの舞台裏など楽しく教えていただきました。
短い旅で、いろいろまわりたい方にオススメです。

 花長崎さるくのホームページはこちら

長崎の旅はつづく

 鉛筆長崎の旅2 軍艦島(前編)はこちら



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